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閉鎖的(統制)国家のスマホ事情 ― 北朝鮮・中国・ロシアなどではスマートフォンはどう使われているのか ―

スマートフォンは、世界中で使われる通信インフラになりました。

日本ではスマホを使えばGoogle・YouTube・SNS・海外サイトなどへ自由にアクセスできます。

しかし世界には、政府によってインターネットや通信が強く管理されている国も存在します。

こうした国ではインターネット検閲・SNSの禁止・VPN規制・通信監視などが行われており、同じスマートフォンでも使える世界が大きく異なることがあります。

この記事では、そうした 統制型国家のスマートフォン事情日本人がスマホを持ち込んだ場合どうなるのかを解説します。


北朝鮮:スマホはあるが世界のインターネットはほぼ使えない

最も特殊な国が 北朝鮮です。

北朝鮮でも携帯電話は普及しており推定では 人口の約24〜30%程度が携帯電話を利用しているとされています。

通信ネットワークは主に高麗リンク(Koryolink)というサービスが提供しています。

しかし北朝鮮では世界のインターネットを自由に使うことはできません。

国内ネット「光明」

北朝鮮では代わりに光明(クァンミョン)という国内専用ネットワークが使われています。

このネットワークでは国営ニュース・教育情報・政府サイトなど国内の限られたサイトのみ閲覧できます。

つまり北朝鮮のスマートフォンは「インターネット端末」ではなく国内ネット端末に近い存在です。

日本のスマホを持ち込むとどうなる?

北朝鮮へ外国人が入国する場合、スマートフォンの持ち込みは基本的に可能です。

ただしSIMカードは現地専用、国際通信のみ、北朝鮮国内のネットには接続不可

という特殊な仕組みになっています。

多くの場合通話と一部の国際通信程度しか利用できません。

また入国時に端末チェックが行われる場合もあるといいます。


中国:スマホは自由に使えるが海外サービスは制限

中国は世界最大のスマートフォン市場です。スマホユーザーは10億人以上とされています。しかし中国ではグレートファイアウォールと呼ばれるインターネット検閲システムがあります。

中国で使えない主なサービス

中国では次のサービスが基本的に使えません。

Google・YouTube・Facebook・Instagram・X(旧Twitter)代わりに中国では

海外サービス 中国版
Google Baidu
YouTube Bilibili
WhatsApp WeChat
Amazon Alibaba

などの国内サービスが発展しています。

日本のスマホを持ち込むと?

中国に日本のスマートフォンを持ち込むこと自体はまったく問題ありません。

ただしGoogleサービスが不安定、VPNが必要になる場合あり、一部通信がブロック

などの可能性があります。

とはいえ、SIMローミング・現地SIMなどを使えば通信自体は普通に利用できます。

 

【関連記事】

・中国のスマホ事情 ネット検閲は本当にある?通信とスマホの視点から解説


ロシア:スマホは普通に使えるがSNS規制あり

ロシアではスマートフォン普及率は約70〜75%とされています。

端末や通信自体は普通に使えますが近年は SNS規制が強化されています。Facebook・Instagramなどは制限されています。

日本のスマホを持ち込む場合

ロシアにスマートフォンを持ち込むことは基本的に問題ありません。

ただし

  • SNS制限

  • 一部通信制限

  • 海外サービスの遮断

などの可能性があります。また国際情勢によって通信状況が変わることも考えられます。


イラン:SNS規制とVPN利用

中東では イランも通信統制が強い国です。

イランではInstagram・Telegram・WhatsAppなどが規制されることがあります。

そのため多くのユーザーがVPNを使って海外サイトにアクセスしています。

日本スマホの利用

イランでも

  • スマートフォン持ち込み

  • SIM利用

自体は可能です。

ただし

  • SNS制限

  • VPN規制

  • インターネット遮断

などが発生することがあります。


その他の統制型国家

インターネット統制が強い国は世界にいくつもあります。

代表例は次の通りです。

特徴
トルクメニスタン 世界でも最も厳しいネット検閲
ベラルーシ 政府による通信管理
ベトナム 政治情報の規制
ミャンマー 軍政によるネット遮断
キューバ インターネット利用制限
エリトリア 通信インフラと情報統制

これらの国ではSNS規制、インターネット監視、通信遮断などが行われることがあります。


日本のスマホは海外で使えるのか?

基本的に日本のスマートフォンはほとんどの国で利用可能です。

ただし統制国家ではSNSが使えなかったりGoogleサービスが不安定になる、通信が監視される可能性などがあります。

また国によっては現地SIMのみ利用可能だったり、国際通信制限など特殊なルールもあります。


まとめ

スマートフォンは世界中で使われていますがインターネットの自由度は国によって大きく異なります。特に統制型国家ではインターネット検閲、SNS規制、VPN制限、通信監視などが行われています。

日本からスマートフォンを持ち込んだ場合でも「スマホは使えるが、インターネットの自由度は国によって違う」という点に注意が必要です。

 

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※本記事は個人が技術理解のためにまとめた内容です。
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