スマホ修理店の「総務省登録修理業者」とは? 看板に書いてある“総務省認定”の正体をわかりやすく解説

街のスマホ修理店で、

  • 「総務省登録修理業者」
  • 「総務省認定」
  • 「国認可修理店」

といった看板を見たことがある人も多いと思います。

またネット広告でも総務省登録修理業者をアピールする広告も見られます。

(総務省登録・アイサポの広告リンクです)

なんとなく安心感はあるものの、

「結局なにが違うの?」
「正規修理とは別なの?」
「未登録の修理屋は危険?」

このあたりは意外と知られていません。
今回は、スマホ修理店の“総務省登録制度”について、仕組みや背景をわかりやすく解説しま

目次

スマホは「家電」ではなく“無線機”

まず重要なのがここです。
スマートフォンは単なる電子機器ではなく、法律上は「無線機」に近い存在です。

スマホ内部には、

  • LTE
  • 5G
  • Wi-Fi
  • Bluetooth
  • GPS

など、多数の無線通信機能が搭載されています。
そのため日本国内で販売されるスマホは、

  • 電波法
  • 電気通信事業法

の技術基準を満たす必要があります。

技適マークは“修理前”の状態で認証されている

スマホ背面や設定画面で見られる「技適マーク」。

これは、“メーカー出荷時の状態”で基準を満たしているという認証です。

つまり、本来はメーカーが設計した状態で認可されています。

しかし第三者修理店が、

  • 画面交換
  • バッテリー交換
  • アンテナ周辺修理
  • 基板修理

などを行うと、「修理後も本当に基準を満たしているのか?」という問題が出てきます。

そこで作られたのが「登録修理業者制度」

スマホ修理店が急増したことで、総務省は2015年に「登録修理業者制度」を導入しました。

簡単に言うと、“修理後も法律上の基準を満たしているか確認できる業者”を登録する制度です。

登録には、

  • 修理方法
  • 使用パーツ
  • 修理後の検査体制
  • 電波への影響
  • 安全基準

などについて厳しい審査があります。

つまり看板の「総務省登録修理業者」は、“国の基準に沿った修理体制を持っています”というアピールなのです。

出典:一般社団法人 携帯端末登録修理協議会

でも「総務省登録 = 正規修理」ではない

ここ、かなり誤解されやすいポイントです。

総務省登録修理業者は、

  • Apple正規修理
  • キャリア公式修理

とは別物です。

たとえばApple正規修理は、

  • Apple純正部品
  • Apple公式手順
  • Apple認定技術者

で修理されます。

一方、総務省登録修理業者は、“第三者修理店だけど、法律上の基準確認をしている”という制度です。

つまり、

種類 内容
メーカー正規修理 メーカー純正
総務省登録修理業者 第三者修理+国の登録制度
非登録修理店 独自修理

という違いがあります。

「登録されてない店 = 違法」ではない

これも重要です。

未登録の修理店でも、違法とは限りません。

実際、

  • 技術力が高い
  • 長年営業している
  • 部品品質にこだわる

優良店も普通にあります。

逆に「総務省登録」と大きく書いていても注意点があります。

実は“登録機種”がかなり限定されている場合もある

ここは意外と知られていません。

登録修理業者制度は、

「店全体」ではなく「機種・修理内容ごと」

に登録されます。

つまり、

  • iPhone 7だけ登録
  • バッテリー交換だけ登録
  • 一部修理のみ登録

というケースもあります。

なので本当に見るべきなのは自分の機種が登録対象か、修理内容が登録範囲かなのです。看板だけ見て、「全部安心!」とは限らないのが実情です。

なぜ“総務省登録”を強くアピールするのか

理由はシンプルです。

スマホ修理業界は、

  • 非正規修理
  • 格安修理
  • 激安バッテリー
  • 粗悪パーツ

などのイメージが昔から強かったからです。
特にiPhone修理ブーム初期は、

  • 発火
  • タッチ不良
  • 通信不良
  • 防水性能低下

なども問題視されました。

そこで、「うちは国の基準に沿っています」という安心材料として登録制度が強く使われるようになりました。

最近は“修理する権利”の流れも強い

近年は世界的に、

  • Right to Repair(修理する権利)
  • メーカー囲い込み批判
  • 部品供給問題

なども話題になっています。

つまり、「メーカー以外でも安全に修理できる環境」を作ろうという流れです。

その中で日本の登録修理業者制度は、“第三者修理を一定ルールの中で認める仕組み”とも言えます。

まとめ

スマホ修理店の「総務省登録修理業者」とは、“修理後も法律上の基準を満たす体制がある”と総務省に登録された第三者修理業者です。

ただし重要なのは、

  • 正規修理とは別
  • 未登録でも優良店はある
  • 登録範囲は機種ごと
  • 修理内容ごとに違う

という点です。

なので修理店選びでは、

  • 登録の有無
  • 実績
  • 保証
  • 使用パーツ
  • 口コミ

を総合的に見るのが大切です。

 〈PR〉iPhone修理のアイサポ。 ガラス割れ、液晶表示不良、バッテリー交換など格安修理 即日修理完了、最短30分、データもそのままで完了後すぐ使えます。 安心の修理実績100万台超!

💡 スマホの買い替え・乗り換えを検討中の方へ

最近のスマホは充電器が別売りのモデルが増えています。急速充電器や高耐久ケーブルの厳選リストはこちら。

\失敗しない充電器&ケーブルを厳選/
→ 【Amazon】スマホバンドラボ厳選!おすすめ急速充電器・ケーブル一覧を見る

目次