
スマートフォンを購入する際、同じ機種なのに「キャリア版の方が安い」と感じたことはないでしょうか。メーカー直販のSIMフリー版よりも、携帯キャリアで販売されているスマートフォンのほうが実質価格が安く見えるケースがあります。
日本の主要キャリアでは端末購入プログラムや割引制度によってスマートフォンを比較的安く入手できる場合があります。
ではなぜキャリアスマートフォンはSIMフリー版より安く見えるのでしょうか。その理由を解説します。
理由① 回線契約とセット販売だから
キャリアスマートフォンが安く見える最大の理由は 通信契約とセット販売 だからです。
携帯キャリアはスマートフォン本体だけでなく
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月額通信料金
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オプションサービス
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決済サービス
などから継続的な収益を得ています。
そのためスマートフォン本体を多少安く販売しても 通信契約で利益を回収できる仕組みになっています。
一方でメーカー直販のSIMフリー端末は、端末販売だけで利益を出す必要があります。
そのため価格は基本的に 端末の定価に近い価格になります。
理由② 端末購入プログラムがある
日本のキャリアではスマートフォンを安く見せる仕組みとして 端末購入プログラム が用意されています。
例えば
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いつでもカエドキプログラム(ドコモ)
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スマホトクするプログラム(au)
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新トクするサポート(ソフトバンク)
などです。
これらは端末を分割払いで購入し一定期間後に返却することで支払総額を抑える仕組みです。つまり残価設定のような仕組みで端末を完全に所有するのではなく一定期間のみ利用する前提の仕組みとも言えます。
理由③ キャリア端末を買って他社SIMで使う人もいる
最近では、キャリアでスマートフォンを購入して 回線は別の会社を使う という利用方法も珍しくありません。
例えば
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キャリアで端末を購入
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SIMカードを入れ替える
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格安SIMで利用する
という使い方です。2021年以降、日本では SIMロックが原則禁止 となったため、このような使い方がしやすくなりました。
理由④ 大量仕入れによる価格交渉
携帯キャリアはスマートフォンを 非常に大量に仕入れています。
そのためメーカーと価格交渉を行いやすく
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大量仕入れ割引
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キャリア専用モデル
などによって端末価格が調整される場合があります。同じ機種でもキャリア版とSIMフリー版で価格差が生まれる背景には、こうした 流通規模の違いもあります。
理由⑤ キャリアサービスで収益を得る
通信会社はスマートフォン販売だけでなく、さまざまなサービスを提供しています。
例えばスマホ決済、ポイントサービス、コンテンツサービスなどです。
具体例としては
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NTTドコモ の d払い・dポイント
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KDDI の au PAY
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ソフトバンク の PayPay関連サービス
などがあります。こうしたサービスの利用が増えることで通信会社は収益を得ることができます。
キャリアスマホにはメリットもある
キャリアスマートフォンはSIMフリー版より制限があると言われることもありますが、実は いくつかのメリットもあります。
実店舗サポートが受けられる
キャリアスマートフォンの大きなメリットは 実店舗で相談できることです。
例えば
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画面割れ
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電源トラブル
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バッテリー劣化
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操作方法
などの問題が起きた場合でも、ショップで相談できます。全国に店舗があるNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクのショップサポートはSIMフリー端末にはない安心感と言えます。
故障交換サービスがある
キャリアではスマートフォンのトラブルに備えた 端末保証サービスも提供されています。例えば
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ドコモ:ケータイ補償サービス
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au:故障紛失サポート
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ソフトバンク:あんしん保証パック
などです。加入していれば故障時に 交換端末を用意してもらえる場合もあります。
ネットワーク動作が保証されている
キャリアモデルは、その通信会社のネットワークで利用することを前提に設計されています。そのためVoLTE・5G通信・キャリア独自サービスなどが 確実に動作するように調整されています。
SIMフリー端末のメリット
一方でSIMフリー端末にもメリットがあります。
主なポイントは次の通りです。
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キャリアアプリが少ない
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回線を自由に選べる
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端末を完全に所有できる
iPhone などはSIMフリー版でどこのキャリアでも快適に通信できます。
まとめ
キャリアスマートフォンがSIMフリー版より安く見える理由は次の通りです。
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回線契約とセット販売
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端末購入プログラム
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大量仕入れによる価格交渉
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キャリアサービスによる収益
またキャリアモデルには
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実店舗サポート
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故障交換サービス
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ネットワーク動作保証
といったメリットもあります。スマートフォンを選ぶ際は価格だけでなく サポートや利用スタイルも含めて選ぶことも重要です。