Googleの折りたたみスマートフォン「Google Pixel 11 Pro Fold」は、2026年8月20日に発売されるPixelシリーズの最新フォルダブルモデルです。
価格は256GBモデルが27万9,900円、512GBモデルが29万9,900円。16GB RAMとGoogle Tensor G6を搭載し、折りたたみスマートフォンとして高い処理性能を備えています。
カバーディスプレイは6.5インチ、開いた状態では8インチの大画面を利用できます。
さらに、48MP広角・10.5MP超広角・10.8MP望遠の3眼カメラ、最大30倍の超解像ズーム、IP68の防水・防塵性能など、フラッグシップモデルらしい仕様になっています。
通信面では、国内4キャリアで重要となる4G LTEバンドを幅広くカバー。5Gについてもn77・n78・n79に対応しているため、国内キャリアとの相性が非常に良いモデルです。特にドコモで重要となるn79に対応している点は、海外版スマートフォンなどと比較した場合の大きなメリットです。
また、Pixelシリーズらしく、OS・セキュリティ・Pixel Dropのアップデートを7年間提供することも明記されています。
今回は、Google Pixel 11 Pro Foldの対応バンドや国内4キャリアとの相性、通信性能に加えて、ディスプレイやカメラ、アップデート期間について詳しく紹介します。

出典:Google公式サイト
Google Pixelとは?
Googleが開発するAndroidスマートフォン
Google Pixelは、Googleが開発・販売するAndroidスマートフォンです。Androidを開発しているGoogle自身が手掛けているため、新しいAndroidの機能をいち早く利用できることや、長期間のOS・セキュリティアップデートが特徴です。
Google Pixel 11シリーズでは、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11、そして折りたたみモデルのPixel 11 Pro Foldがラインアップされています。Google公式サイトでもPixel 11 Pro Foldをシリーズの最新モデルとして案内しています。
Pixel 11 Pro Foldは、その中でも大画面を利用できるフォルダブルモデルです。通常時は6.5インチのカバーディスプレイを使い、端末を開くと8インチの大画面になります。スマートフォンとしての携帯性と、タブレットに近い大画面を1台で両立できるのが大きな特徴です。
Google Pixel 11 Pro Foldの主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月20日 |
| 価格 | 256GB:27万9,900円 / 512GB:29万9,900円 |
| OS | Android 17 |
| SoC | Google Tensor G6 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB |
| 外側ディスプレイ | 約6.5インチ OLED |
| 内側ディスプレイ | 約8インチ OLED |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 重量 | 約239g |
| バッテリー | 4,806mAh(標準値) |
| 有線充電 | 最大30W |
| ワイヤレス充電 | 最大25W(Qi2.2) |
| SIM | nanoSIM+eSIM / eSIM×2 |
| 防水・防塵 | IP68 |
| 生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
| おサイフケータイ | 対応 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 |
通信・接続性能
対応バンド一覧
Google Pixel 11 Pro Foldは、国内向けモデルとして非常に幅広い通信バンドに対応しています。
5G
n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n13 / n14 / n20 / n25 / n26 / n28 / n29 / n30 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n70 / n71 / n75 / n77 / n78 / n79
5G mmWave
n257 / n258 / n260 / n261
4G LTE
Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 / 75
国内で利用されている主要な4G LTEバンドを広くカバーしているだけでなく、5Gではn77・n78・n79にも対応しています。特にドコモが使用するn79まで対応しているため、国内向けスマートフォンとして通信バンドはかなり充実した構成です。
国内重要バンド対応状況
| 回線 | 主要4G | 主要5G | 対応状況 |
| ドコモ | B1 / B3 / B19 / B28 | n77 / n79 | ◎ |
| au | B1 / B18 / B26 | n77 / n78 | ◎ |
| ソフトバンク | B1 / B3 / B8 | n77 | ◎ |
| 楽天モバイル | B3 / B28 | n77 | ◎ |
Google Pixel 11 Pro Foldは、国内4キャリアで重要となる4Gバンドを幅広くカバーしています。
特に、
B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B26 / B28
をすべてサポートしている点は大きなメリットです。
5Gについても、楽天モバイルやソフトバンクなどで利用されるn77、auで利用されるn78、そしてドコモ独自の5Gバンドとして知られるn79まで対応しています。
そのため、通信バンドだけを見ると国内4キャリアのどこでも使いやすい端末といえるでしょう。
キャリア別の相性
ドコモ
◎(非常に良好)
Google Pixel 11 Pro Foldは、ドコモで重要なBand 1・Band 3・Band 19・Band 28に対応しています。
さらに5Gではn77とn79をサポートしています。
特に注目したいのがn79対応です。
ドコモは5Gでn78だけでなく、3.7GHz帯のn77や4.5GHz帯のn79を使用しています。
海外版スマートフォンではn79に対応していないモデルも少なくありませんが、Pixel 11 Pro Foldはn79に対応しています。
そのため、ドコモの5Gを利用する場合にも対応バンドの面で大きな弱点はありません。
ドコモ回線との相性は非常に良好です。
au
◎(非常に良好)
auで重要なBand 1・Band 18・Band 26に対応しています。
特にBand 18・Band 26は、au回線で重要となるプラチナバンドです。
5Gについてもn77・n78に対応。
4Gと5Gの両方で主要バンドをカバーしているため、au回線との相性も非常に良好です。
ソフトバンク
◎(非常に良好)
ソフトバンクで重要となるBand 1・Band 3・Band 8に対応しています。
さらに5Gのn77にも対応しています。
そのため、ソフトバンクだけでなく、ワイモバイルやLINEMOなどのソフトバンク回線を利用する場合にも使いやすい構成です。
楽天モバイル
◎(非常に良好)
楽天モバイルの4Gで中心となるBand 3に対応しています。
さらにプラチナバンドのBand 28、5Gのn77にも対応しています。
楽天モバイルで重要となる、
B3+B28+n77
をカバーしているため、楽天モバイルとの相性も非常に良好です。
ディスプレイと本体
Google Pixel 11 Pro Foldの大きな特徴が、折りたたみ式のディスプレイです。
外側は6.5インチのSuper Actuaディスプレイ
折りたたんだ状態では、6.5インチのSuper Actuaディスプレイを利用できます。
解像度は1,080×2,342、リフレッシュレートは最大120Hz。
ピーク輝度は3,600ニトで、屋外でも見やすい明るさを確保しています。
さらに、外側ディスプレイには耐久性に優れたガラスセラミック製カバーガラスを採用しています。
通常のスマートフォンと同じような感覚で使えるため、メールやSNS、Webサイトの閲覧などは折りたたんだ状態でも行えます。
開くと8インチの大画面
端末を開くと、8インチのSuper Actua Flexディスプレイが現れます。
解像度は2,076×2,152、リフレッシュレートは最大120Hz。こちらもピーク輝度は3,600ニトです。
動画視聴や写真の確認、Webサイトの閲覧、複数アプリを使った作業などでは、通常のスマートフォンよりも大きな画面を活用できます。
折りたたみスマートフォンならではの「開いたときの大画面」がPixel 11 Pro Foldの魅力です。

出典:Google公式サイト
約239gの重量
サイズは折りたたんだ状態で155.2×76×10.1mm。
開いた状態では155.2×150.4×5mmです。
重量は約239g。
折りたたみスマートフォンとしては、大画面を搭載しながら比較的スリムなボディに仕上げられています。
また、IP68相当の防水・防塵にも対応しています。
カメラ性能
Pixelシリーズといえば、AIを活用したカメラ機能も特徴です。
Pixel 11 Pro Foldは、背面に3眼カメラを搭載しています。
- 4,800万画素広角
- 1,050万画素超広角
- 1,080万画素5倍望遠
広角カメラはF1.70、超広角カメラはオートフォーカスに対応。
望遠カメラは5倍光学ズームに対応し、最大30倍の超解像ズームを利用できます。
さらに、マルチゾーンLDAFによるレーザー検出オートフォーカスや、光学式・電子式手ぶれ補正にも対応しています。
「マジック キャプチャー」にも対応
Pixel 11 Pro Foldでは、新しいカメラ機能として「マジック キャプチャー」を搭載しています。
動画を撮影しながら、AIが映像から最適な瞬間を判断し、写真として保存できます。
折りたたみスマートフォンでは、机の上に置いて撮影する「テーブルトップモード」や、背面カメラを使ったセルフィーなども利用できます。
バッテリー・充電
バッテリー容量は標準値で4,806mAhです。
Googleでは24時間以上のバッテリー駆動時間を案内しています。
有線充電は最大30Wに対応し、30W以上のUSB-C PPS充電器を利用した場合、約30分で最大50%まで充電できます。
ワイヤレス充電はQi2.2に対応し、Google Pixelsnapを利用することで最大25Wのワイヤレス充電が可能です。
折りたたみスマートフォンは一般的なスマートフォンよりも大画面を搭載するため、バッテリー消費が気になるところですが、Pixel 11 Pro Foldでは24時間以上の駆動時間を確保しています。
Wi-Fi・無線性能
Wi-Fi
Wi-Fi 7に対応しています。
IEEE 802.11be、2.4GHz・5GHz・6GHz帯、2×2 MIMOをサポートしているため、対応ルーターと組み合わせれば高速な無線LAN通信を利用できます。
Bluetooth
Bluetooth 6に対応しています。
ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなど、Bluetooth対応機器との接続にも対応しています。
さらに、UWB(超広帯域無線)チップも搭載しており、対応機器との距離測定や空間的な位置情報の取得にも利用できます。
OS・セキュリティアップデート
Pixel 11 Pro Foldは、Android 17を搭載して発売されます。
そしてPixelシリーズの大きなメリットが、長期アップデートです。
GoogleはPixel 11 Pro Foldについて、OS・セキュリティ・Pixel Dropのアップデートを7年間提供すると明記しています。
Pixel Dropでは、通常のOSアップデートとは別に、新しい機能や既存機能の強化が数カ月ごとに提供されます。
そのため、単に「Androidのバージョンが長く更新される」だけではなく、新機能を長期間利用できる点もPixelシリーズの魅力です。
高価な折りたたみスマートフォンだからこそ、長期間使えるアップデート保証は大きなポイントです。
Google Pixel 11 Pro Foldはどんな人におすすめ?
Google Pixel 11 Pro Foldは、特に次のような人におすすめです。
- 折りたたみスマートフォンを使いたい
- スマートフォンとタブレットのような使い方を1台でまとめたい
- PixelのAI・カメラ機能を使いたい
- 長期間のOS・セキュリティアップデートを重視したい
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどこでも使いやすい端末が欲しい
- n79を含め、国内5Gバンドへの対応を重視したい
- Wi-Fi 7やUWBなど最新の通信機能も利用したい
一方で、価格は256GBモデルでも27万9,900円と非常に高価です。
また、重量も約239gあるため、一般的なスマートフォンより軽快に持ち歩けるモデルではありません。
「折りたたみ」という機構そのものに魅力を感じるかどうかが、購入を判断する大きなポイントになるでしょう。
まとめ
Google Pixel 11 Pro Foldは、Googleの最新世代となる折りたたみスマートフォンです。6.5インチの外側ディスプレイと8インチの内側ディスプレイを備え、通常のスマートフォンとしても、大画面端末としても利用できます。
通信面では、国内4キャリアの主要4Gバンドを幅広くカバー。さらに5Gではn77・n78・n79に対応しています。
特にドコモで重要となるn79に対応している点は大きなメリットです。キャリア別に見ても、国内4キャリアすべてで非常に使いやすい対応バンドとなっています。
カメラも48MP広角・10.5MP超広角・10.8MP望遠の3眼構成で、最大30倍の超解像ズームに対応。さらにAndroid 17を搭載し、OS・セキュリティ・Pixel Dropのアップデートが7年間提供されることも大きな強みです。
一方、価格は27万9,900円からと非常に高価。
そのため、単純に「コスパの良いスマートフォン」を探している人向けではありません。
大画面の折りたたみ機構、PixelのAI・カメラ機能、長期アップデート、そして国内4キャリアへの幅広い対応をまとめて求める人に向いた、Googleのフラッグシップ折りたたみスマートフォンといえるでしょう。
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