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全固体電池とは? 次世代バッテリーとして期待される理由

現在のスマートフォンのほとんどはリチウムイオン電池です。

この電池は内部に液体電解質が入っています。

一方、全固体電池(All-solid-state battery)はその名の通り電解質が固体になったバッテリーです。そのため次のメリットがあります。

メリット 内容
安全性 液体がないので発火リスクが低い
エネルギー密度 より多くの電力を保存できる
寿命 劣化しにくい
充電速度 理論上かなり高速

そのため「次世代バッテリー」と呼ばれています。


EV(電気自動車)が先に採用される理由

現在この技術を最も開発しているのは自動車メーカーです。

例えばToyota は2027〜2028年に全固体電池EVを発売する計画と報じられています。

EVでは

  • 長距離

  • 高速充電

  • 安全性

が非常に重要なためです。


なぜスマホにはまだ来ない?

意外ですがスマホは 技術的にかなり難しい分野です。

理由は主に3つあります。

① コストが非常に高い

全固体電池は

  • 材料

  • 製造工程

が複雑です。まだ量産技術が確立しておらず非常に高価です。

そのためまずは

  • EV

  • ドローン

  • 産業機器

などから普及すると言われています。

② 小型化が難しい

スマホバッテリーは非常に薄く高密度という条件があります。

全固体電池は固体電解質の加工が難しいという問題があります。

③ スマホは現行電池でも十分進化している

スマホでは現在

  • シリコンカーボン電池

  • デュアルセル

  • 120W充電

などの改良が進んでいます。つまり今のリチウム電池でもかなり性能が高いため急いで全固体に変える必要がないのです。


先に来る可能性が高いのは「半固体電池」

実は最近半固体電池(semi-solid battery)という技術が出てきています。

これは液体・固体の中間の電池です。すでにEV・バイクなどで試験的に採用されています。スマホでもまずはこのタイプが来る可能性があります。


スマホに来るのはいつ?

専門家の予測では

時期 可能性
2025〜2030 EV中心
2030〜 電子機器
2030年代 スマホ普及の可能性

と言われています。つまりまだ5〜10年以上先という見方が多いです。


もしスマホに来たらどうなる?

もし全固体電池がスマホに搭載されるとかなり大きな変化が起きます。

例えば

  • 充電5分

  • バッテリー2〜3日

  • 発火ほぼなし

  • 寿命10年以上

といった性能も理論上は可能です。


まとめ

全固体電池は高安全性・高容量・高速充電というメリットを持つ次世代バッテリーです。ただし現在はコスト、量産技術、小型化の問題があります。

まずはEV そして産業機器 その後にスマホという順で普及してくると見られていて、スマートフォンに本格的に搭載されるのは2030年代になってからの可能性が高いのではと考えられます。


※本記事は個人が技術理解のためにまとめた内容です。
内容の正確性には注意していますが、規格の更新や機器仕様の違いにより実際の動作や数値が異なる場合があります。
最新の仕様や詳細については、各メーカーや公式情報をご確認ください。
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