Googleが新型Androidスマートフォン「Google Pixel 11」を発表しました。PixelシリーズのスタンダードモデルとなるPixel 11は、Google Tensor G6、12GBメモリ、トリプルカメラ、4,985mAhバッテリーを搭載。5Gではn77・n78・n79に対応しており、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアで幅広く利用できる仕様です。Google公式サイトでもPixel 11シリーズが案内されています。

出典:Google公式サイト
Google Pixelとは?
Googleが開発するAndroidスマートフォン
Google Pixelは、Androidを開発するGoogle自身が手掛けるスマートフォンです。Androidの新機能をいち早く利用できることに加え、長期間のOS・セキュリティアップデートが大きな特徴です。Pixel 11シリーズでは、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Fold、そして今回紹介するPixel 11がラインアップされています。
Pixel 11は、その中でも比較的購入しやすいスタンダードモデルという位置付けです。


Google Pixel 11の主なスペック
| 項目 | Google Pixel 11 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月20日 |
| 価格 | 256GB:13万6,800円 / 512GB:15万6,800円 |
| OS | Android 17 |
| SoC | Google Tensor G6 |
| メモリ | 12GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB |
| ディスプレイ | 6.3インチ OLED |
| 解像度 | 1,080×2,424 |
| リフレッシュレート | 60~120Hz |
| 重量 | 197g |
| バッテリー | 4,985mAh |
| 有線充電 | 最大30W |
| ワイヤレス充電 | 最大25W(Qi2.2) |
| SIM | nanoSIM+eSIM / eSIM×2 |
| 防水・防塵 | IP68 |
| 生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
| おサイフケータイ | 対応 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E |
| Bluetooth | Bluetooth 6 |
通信・接続性能
対応バンド一覧
Google Pixel 11の日本向けモデルは、5G Sub-6に対応しています。
5G
n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n13 / n14 / n20 / n25 / n26 / n28 / n30 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n75 / n77 / n78 / n79
4G LTE
Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 / 75
国内で重要となる4G LTEバンドを幅広くカバーしています。
特に、Band 1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28をすべてサポート。さらに5Gでは、国内キャリアで重要となるn77・n78・n79に対応しています。特にドコモ回線で重要となるn79まで対応している点は、Pixel 11の通信面における大きなポイントです。
国内重要バンド対応状況
| キャリア | 主要4G | 主要5G | 対応状況 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | B1 / B3 / B19 / B28 | n77 / n78 / n79 | ◎ |
| au | B1 / B18 / B26 / B28 | n77 / n78 | ◎ |
| ソフトバンク | B1 / B3 / B8 / B28 | n77 | ◎ |
| 楽天モバイル | B3 / B28 | n77 | ◎ |
Pixel 11は国内4キャリアで重要となる主要バンドを幅広くカバーしています。特に5Gでは、n77・n78・n79をすべて搭載。海外版スマートフォンではn79が省かれるケースもありますが、Pixel 11はドコモの5Gで重要なn79にも対応しています。そのため、通信バンドだけを見ると国内4キャリアのどこでも使いやすい端末です。
キャリア別の相性
ドコモ
◎(非常に良好)
Google Pixel 11は、ドコモで重要なBand 1・Band 3・Band 19・Band 28に対応しています。5Gではn77・n78・n79をサポート。特に重要なのがn79です。ドコモは5Gでn78だけでなく、n77や4.5GHz帯のn79も利用しています。Pixel 11はn79に対応しているため、ドコモの5Gを利用するうえで対応バンドによる大きな弱点はありません。ドコモ回線との相性は非常に良好です。
au
◎(非常に良好)
auで重要なBand 1・Band 18・Band 26に対応しています。Band 18・Band 26はau回線で重要なプラチナバンドです。5Gについてもn77・n78に対応。4Gと5Gの主要バンドをしっかりカバーしているため、au回線との相性も良好です。
ソフトバンク
◎(非常に良好)
ソフトバンクで重要となるBand 1・Band 3・Band 8に対応。さらに5Gのn77にも対応しています。ソフトバンクだけでなく、ワイモバイルやLINEMOなどのソフトバンク回線でも利用しやすい構成です。
楽天モバイル
◎(非常に良好)
楽天モバイルの4Gで中心となるBand 3に対応しています。さらにプラチナバンドのBand 28、5Gのn77にも対応。楽天モバイルで重要となる、B3+B28+n77をカバーしています。そのため、楽天モバイルとの相性も非常に良好です。
ディスプレイと本体
Pixel 11は6.3インチのActuaディスプレイを搭載しています。
解像度は1,080×2,424、リフレッシュレートは60~120Hz。
最大輝度はピーク3,000ニトとなっており、屋外でも見やすい明るさを確保しています。
カバーガラスにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用。
本体サイズは152.8×72×8.6mm、重量は197gです。また、IP68の防塵・防水性能にも対応しています。

出典:Google公式サイト
カメラ性能
Pixel 11は背面にトリプルカメラを搭載しています。
- 4,800万画素広角
- 1,300万画素超広角
- 1,080万画素5倍望遠
広角カメラはF1.70。
望遠カメラは5倍光学ズームに対応し、最大30倍の超解像ズームを利用できます。また、広角カメラは光感度が向上しており、暗い場所での撮影性能も強化されています。Pixelシリーズらしく、AIを利用したカメラ機能も充実しています。「マジック キャプチャー」や「カメラコーチ」、「ベストテイク」、「消しゴムマジック」など、撮影後の編集を含めてAIを活用できるのが特徴です。
バッテリー・充電
バッテリー容量は4,985mAh。Googleでは30時間以上のバッテリー駆動時間を案内しています。有線充電は最大30Wに対応。30W以上のUSB-C PPS充電器を使用すると、約30分で最大55%まで充電できます。ワイヤレス充電はQi2.2に対応し、最大25Wでの充電が可能です。前モデルのPixel 10と比較して、ワイヤレス充電速度も向上しています。
Wi-Fi・無線性能
Wi-FiはWi-Fi 6Eに対応。2.4GHz・5GHz・6GHz帯を利用でき、2×2 MIMOにも対応しています。BluetoothはBluetooth 6を採用。NFCにも対応しており、日本向けモデルではFeliCa・おサイフケータイも利用できます。SIMは、nanoSIM+eSIMまたはeSIM×2のデュアルSIMに対応しています。
OS・セキュリティアップデート
Pixel 11はAndroid 17を搭載して発売されます。GoogleはPixel 11について、OS・セキュリティ・Pixel Dropのアップデートを7年間提供するとしています。Pixel Dropでは、通常のAndroidアップデートとは別にPixelシリーズ向けの新機能や機能改善が提供されます。そのため、Pixel 11は購入後も長期間にわたって新しい機能を利用できるスマートフォンです。7年間という長期サポートは、数年単位でスマートフォンを使いたい人にとって大きなメリットです。
Google Pixel 11はどんな人におすすめ?
Google Pixel 11は、次のような人に向いています。
- 長期間使えるスマートフォンが欲しい
- Androidの新機能を早く使いたい
- カメラやAI機能を重視したい
- 5Gの対応バンドを重視したい
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどこでも使いやすい端末が欲しい
- n79を含む国内5Gバンドへの対応を重視したい
- ワイヤレス充電をよく使う
一方、価格は256GBモデルで13万6,800円から。スタンダードモデルとしては決して安い価格ではないため、価格を最優先するならPixel aシリーズなども候補になります。
まとめ
Google Pixel 11は、Google Tensor G6と12GBメモリを搭載したPixelシリーズのスタンダードモデルです。6.3インチ・最大120Hzのディスプレイに加え、4,800万画素広角、1,300万画素超広角、1,080万画素5倍望遠のトリプルカメラを搭載。最大30倍の超解像ズームやAIを活用したカメラ機能にも対応しています。
通信面では、Band 1・3・8・18・19・26・28などの国内主要4Gバンドをカバー。さらに5Gではn77・n78・n79に対応しています。キャリア別では、4キャリアすべてで幅広く利用できる対応バンドとなっています。特に、ドコモのn79に対応している点は、国内向けスマートフォンとして評価したいポイントです。
そしてPixelシリーズの大きな特徴である7年間のOS・セキュリティ・Pixel Dropアップデートにも対応。
13万6,800円からという価格は安くありませんが、通信対応、カメラ、AI機能、長期アップデートを重視するなら、長く使いやすいスタンダードモデルといえるでしょう。
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