POCO X8 Pro Maxは、2026年3月17日に登場したPOCOブランドのアッパーミドルスマートフォンです。
最大の特徴は、8,500mAhという非常に大容量のバッテリーを搭載していること。
さらに、
- MediaTek Dimensity 9500s
- 6.83インチ・1.5K有機ELディスプレイ
- 最大120Hzリフレッシュレート
- 100W急速充電
- 5,000万画素メインカメラ
- Wi-Fi 7
- IP68防水・防塵
など、価格を抑えたPOCOシリーズらしく、性能を重視した構成になっています。
一方で、日本で使う場合に確認しておきたいのが対応バンドです。
POCO X8 Pro Maxは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要4Gバンドに幅広く対応しているほか、5Gではn77・n78にも対応しています。

出典:Xiaomi公式サイト
POCO X8 Pro Maxの主なスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年3月17日 |
| OS | Xiaomi HyperOS 3 |
| SoC | MediaTek Dimensity 9500s |
| メモリ | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| ディスプレイ | 約6.83インチ AMOLED |
| 解像度 | 2772×1280(1.5K) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| メインカメラ | 5,000万画素・OIS |
| 超広角カメラ | 800万画素 |
| インカメラ | 2,000万画素 |
| バッテリー | 8,500mAh |
| 急速充電 | 100W |
| 重量 | 約218g |
| 防水・防塵 | IP68 |
| SIM | nanoSIM+nanoSIM / eSIM |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| NFC | 対応 |
POCO X8 Pro Maxの対応バンド
5G
n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 / n48
4G LTE
Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66
日本国内で重要となるバンドをかなり広くカバーしています。
特に、
- ドコモ:Band 1・3・19、5G n77
- au:Band 1・18・26、5G n77・n78
- ソフトバンク:Band 1・3・8、5G n77
- 楽天モバイル:Band 3・28、5G n77
をカバーしている点は注目です。
キャリア別の相性
ドコモ
○(良好)
ドコモで重要な4G Band 1・3・19に対応しています。
5Gについてもn77に対応しているため、ドコモの5Gエリアで利用できます。
ただし、ドコモが5Gで使用しているn79には対応していません。
そのため、ドコモ回線で5Gを最大限活用したい場合は、n79対応スマートフォンと比較したほうがよいでしょう。
一方、4G LTEについてはBand 19に対応しているため、ドコモ回線での基本的な利用には十分な対応状況です。
au
◎(非常に良好)
auで重要なBand 18・26に対応。
さらに5Gではn77・n78にも対応しています。
au回線との相性はかなり良いスマートフォンです。
UQ mobileなど、au回線を利用するサービスでも使いやすい構成と言えるでしょう。
ソフトバンク
◎(非常に良好)
ソフトバンクで重要なBand 1・3・8に対応しています。
5Gのn77にも対応しているため、4G・5Gともに主要バンドをカバーしています。
ソフトバンク回線やワイモバイルで利用する場合も、対応バンドについて大きな問題はありません。
楽天モバイル
◎(非常に良好)
楽天モバイルの4Gで重要なBand 3・28に対応。
さらに楽天モバイルの5Gで使用されるn77にも対応しています。
楽天モバイルでスマートフォンを選ぶ場合、Band 3とn77の対応は特に重要なので、POCO X8 Pro Maxは対応バンドの面ではかなり相性の良い端末です。
Dimensity 9500sを搭載
POCO X8 Pro Maxの大きな特徴のひとつが、MediaTekのDimensity 9500sを搭載していることです。
第2世代3nmプロセスで製造されたSoCで、
- Cortex-X925 ×1
- Cortex-X4 ×3
- Cortex-A720 ×4
- Immortalis-G925 MC11
- NPU 890
という構成になっています。
一般的なSNSやWeb閲覧はもちろん、動画編集や高負荷な3Dゲームなどにも対応できるハイエンドクラスの性能を持っています。
さらに、大型の3D IceLoop冷却システムを採用。
高負荷時に発生する熱を効率よく逃がし、ゲームなどでの性能低下を抑える設計です。
6.83インチの1.5K有機ELディスプレイ
ディスプレイは約6.83インチ。
解像度は2772×1280の1.5Kで、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
大画面なので、
- 動画視聴
- Web閲覧
- 電子書籍
- ゲーム
- SNS
などとの相性が良いでしょう。
ピーク輝度は最大3,500nit。
さらに12bit表示、DCI-P3、Dolby Vision、HDR10+などにも対応しています。
タッチサンプリングレートも最大480Hz、ゲームモードではインスタントタッチサンプリングレート最大2,560Hzに対応しており、ゲーム用途を強く意識したディスプレイです。
8,500mAhの超大容量バッテリー
POCO X8 Pro Maxで最も目を引くのが、8,500mAhの大容量バッテリーです。
一般的なスマートフォンでは5,000mAh前後が多いため、それと比較するとかなり大きな容量です。
さらにシリコンカーボン技術を採用することで、大容量バッテリーを搭載しながら本体の厚さを8.2mmに抑えています。
充電は100Wハイパーチャージに対応。
バッテリー容量が大きいだけでなく、充電速度も重視されています。
また、最大27Wの有線リバース充電にも対応しているため、モバイルバッテリーのように他の機器へ給電することもできます。
5,000万画素+OISのメインカメラ
メインカメラには、5,000万画素のLight Fusion 600センサーを採用。
F1.5という明るいレンズに加えて、**光学式手ブレ補正(OIS)**にも対応しています。
暗い場所での撮影や夜景撮影では、手ブレを抑えながら撮影できます。
また、800万画素の超広角カメラも搭載。
カメラ構成は、
- 5,000万画素メイン
- 800万画素超広角
- 2,000万画素フロント
となっています。
望遠カメラは搭載していないため、遠くの被写体を大きく撮影したい人よりも、日常撮影を中心に使う人に向いた構成です。
Wi-Fi 7・Bluetooth 6.0にも対応
通信機能も充実しています。
Wi-FiはWi-Fi 7に対応。
さらに、
- 2×2 MIMO
- Multi-Link Operation
- 8×8 Sounding for MU-MIMO
- Wi-Fi Direct
- Miracast
などにも対応しています。
Bluetoothは6.0を採用。
LDACやLHDC 5.0、LC3、Auracastなどにも対応しています。
IP68の防水・防塵に対応
POCOシリーズというと性能やコストパフォーマンスを重視したイメージがありますが、POCO X8 Pro MaxはIP68の防水・防塵性能にも対応しています。
ただし、IP68はあくまで一定の試験条件における性能です。
水没や海水、プールなどでの使用を保証するものではありません。
OS・セキュリティアップデート
POCO X8 Pro MaxはXiaomi HyperOS 3を搭載しています。
アップデート保証は、
- OSメジャーアップデート:4回
- セキュリティアップデート:6年間
となっています。
高性能スマートフォンとして長く使いたい人にとって、アップデート期間が6年間あるのは大きなメリットです。
POCO X8 Pro Maxの気になるポイント
高性能なPOCO X8 Pro Maxですが、気になる部分もあります。
まず、本体重量は約218g。
8,500mAhという巨大なバッテリーを搭載していることを考えれば仕方のない部分ですが、軽量スマートフォンを求める人には重く感じられるでしょう。
また、カメラはメインカメラこそ5,000万画素+OISと強力ですが、望遠カメラはありません。
カメラ性能を最優先するなら、望遠カメラを搭載した上位モデルと比較したほうがよいでしょう。
そしてドコモユーザーにとっては、n79非対応が注意点です。

まとめ
POCO X8 Pro Maxは、8,500mAhの超大容量バッテリーとDimensity 9500sを組み合わせた、性能重視のスマートフォンです。
特に、
- Dimensity 9500s
- 8,500mAhバッテリー
- 100W急速充電
- 6.83インチ・1.5K AMOLED
- 最大120Hz
- 5,000万画素+OIS
- Wi-Fi 7
- IP68
- OSアップデート4回
- セキュリティアップデート6年間
という構成は非常に豪華です。
通信面でも、国内主要キャリアの4Gバンドを幅広くカバーし、5Gではn77・n78に対応しています。
特にau・ソフトバンク・楽天モバイルとの相性は良好です。
一方、ドコモでは4GのBand 19には対応するものの、ドコモ独自の5Gバンドn79には非対応。
ドコモ回線をメインに使う場合は、この点を理解したうえで選びたいところです。
「とにかく電池を長持ちさせたい」「ゲーム性能も妥協したくない」という人には、かなり面白いPOCO端末と言えるでしょう。

