XiaomiのPOCOブランドから、アッパーミドルスマートフォン「POCO F8 Pro」が登場しました。
日本国内では2026年1月22日に発売。
Snapdragon 8 Eliteを搭載しながら、10万円を切る価格帯から購入できる高性能モデルです。
主な特徴は、
- Snapdragon 8 Elite
- 12GB RAM+256GB / 512GBストレージ
- 6.59インチ AMOLED・120Hz
- 6210mAh大容量バッテリー
- 100Wハイパーチャージ
- 5000万画素メイン+5000万画素望遠+800万画素超広角
- Bose監修のステレオスピーカー
- IP68防水・防塵
- eSIM対応
- 4年間のOSアップデート
- 6年間のセキュリティアップデート
などを備えています。
特に、これまでのPOCOシリーズで弱点になりやすかったカメラや音質、eSIMなども強化されており、ゲーム専用スマホというより、普段使いも含めたアッパーミドルスマートフォン(ハイエンドキラー)として仕上がったモデルと言えるでしょう。

出典:Xiaomi公式サイト
POCO F8 Proの主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年1月22日 |
| OS | Android 16 / Xiaomi HyperOS 3 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite |
| メモリ | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| ディスプレイ | 約6.59インチ AMOLED |
| 解像度 | 2510×1156 |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 重量 | 約199g |
| バッテリー | 6210mAh |
| 急速充電 | 100Wハイパーチャージ |
| メインカメラ | 5000万画素 Light Fusion 800 / OIS |
| 望遠カメラ | 5000万画素 / 60mm相当 |
| 超広角カメラ | 800万画素 |
| インカメラ | 2000万画素 |
| 生体認証 | 超音波式画面内指紋認証 / 顔認証 |
| SIM | nanoSIM / eSIM |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| 防水・防塵 | IP68 |
| おサイフケータイ | 非対応 |
本体サイズは157.49×75.25×8.0mm、重量199gです。
ラインアップ
| モデル | メモリ / ストレージ |
|---|---|
| POCO F8 Pro | 12GB / 256GB |
| POCO F8 Pro | 12GB / 512GB |
どちらもLPDDR5XとUFS 4.1を採用しています。
対応バンド
5G
n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n71 / n77 / n78
4G LTE
Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71
POCO F8 Proは国内4キャリアで利用される主要な4Gバンドを幅広くカバーしています。
一方、ドコモの5Gで重要なn79には対応していません。
そのため、ドコモ回線で5Gを利用する場合は、この点を購入前に確認しておきたいところです。
国内主要バンド対応状況
| キャリア | 主要4G | 主要5G | 対応状況 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | B1 / B3 / B19 | n77 / n78 ※n79非対応 | ○ |
| au | B1 / B18 / B26 | n77 / n78 | ◎ |
| ソフトバンク | B1 / B3 / B8 | n77 | ◎ |
| 楽天モバイル | B3 / B28 | n77 | ◎ |
キャリア別の相性
ドコモ
○(良好)
Band 1・3・19・28など、ドコモで重要な4G LTEバンドに対応しています。ただし、ドコモの5Gで利用されるn79には非対応です。そのため、4G通信については問題ありませんが、ドコモの5Gを最大限活用したい場合はn79非対応が弱点になります。特にドコモではn79を利用する5Gエリアもあるため、ドコモユーザーはこの点を理解したうえで選びたいところです。
au
◎(非常に良好)
Band 18・26に対応し、5Gではn77・n78にも対応しています。auの主要な4G・5Gバンドをカバーしているため、au回線との相性はかなり良好です。
ソフトバンク
◎(非常に良好)
Band 1・3・8に対応。5Gではn77にも対応しているため、ソフトバンクやワイモバイルでも利用しやすい構成です。
楽天モバイル
◎(非常に良好)
Band 3・28に対応し、5Gではn77に対応しています。楽天モバイルの主要バンドをしっかりカバーしているため、楽天モバイルとの相性も良好です。
Snapdragon 8 Eliteを搭載したハイエンド性能
POCO F8 Pro最大の特徴が、Snapdragon 8 Eliteの搭載です。
3nmプロセスで製造されたQualcommのハイエンドSoCで、
- プライムコア×2
- パフォーマンスコア×6
- 最大4.32GHz
- Adreno GPU
- Qualcomm AIエンジン
という構成になっています。
ゲームや動画編集など負荷の高い処理はもちろん、複数のアプリを同時に利用するような場面でも高い性能を発揮できるスペックです。
POCOらしく、処理性能を重視するユーザーにはかなり魅力的な1台です。
6.59インチ・120Hz AMOLEDディスプレイ
ディスプレイは約6.59インチのAMOLED。
解像度は2510×1156で、最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
さらに、
- 最大3500nit
- 12bit・約680億色
- DCI-P3
- HDR10+
- Dolby Vision
- Gorilla Glass 7i
- 最大480Hzタッチサンプリング
などにも対応。
ゲームだけでなく、動画や写真を見るスマートフォンとしても高い表示性能を持っています。
6210mAhバッテリー+100W急速充電
バッテリー容量は6210mAh。
ハイエンドスマートフォンとしてはかなり大容量です。
さらに100Wハイパーチャージにも対応しています。
大容量バッテリーによって長時間の利用を狙いつつ、充電時には100Wの急速充電で短時間に充電できるのが大きなメリットです。
ゲームを長時間プレイする人や、外出先でスマートフォンを頻繁に使う人にも向いています。
また、最大22.5Wの有線リバース充電にも対応しています。
望遠カメラを追加したトリプルカメラ
カメラは、
- 5000万画素メイン
- 5000万画素望遠
- 800万画素超広角
というトリプルカメラ構成です。
メインカメラにはLight Fusion 800を採用し、光学式手ブレ補正にも対応しています。
さらに、望遠カメラも5000万画素となっており、従来のPOCO Fシリーズと比べてもカメラの使い勝手が向上しています。
ゲーム性能だけでなく、カメラも重視したい人にとって選びやすくなったモデルです。
Bose監修のスピーカーを搭載
POCO F8 Proでは、Bose監修のサウンドシステムを採用しています。
ステレオスピーカーに加えて、
- Bose監修サウンド
- Dolby Atmos
- Hi-Res Audio
- ハイレゾワイヤレス
などに対応。
従来の「性能に全振りしたPOCO」というイメージから一歩進み、動画や音楽を楽しむスマートフォンとしても強化されています。
超音波式の画面内指紋認証
生体認証には、超音波式の画面内指紋認証を採用しています。
一般的な光学式とは異なり、超音波を利用して指紋を認証する方式です。
顔認証にも対応しているため、状況に応じて2種類の生体認証を使い分けることができます。
IP68の防水・防塵に対応
POCO F8 ProはIP68の防水・防塵性能にも対応しています。
POCOシリーズは性能を重視する一方で、国内メーカーなどと比べると防水性能が弱いモデルもありました。
その点、POCO F8 ProはIP68に対応しているため、普段使いでの安心感も高くなっています。
ただし、IP68はあくまで一定の試験条件における性能です。
水没させたり、海水やプールなどで積極的に使用することを推奨するものではありません。
eSIMに対応
POCO F8 ProはeSIMにも対応しています。
SIM構成は、
- nanoSIM+nanoSIM
- nanoSIM+eSIM
- eSIM+eSIM
に対応します。
物理SIMとeSIMを組み合わせられるため、メイン回線とサブ回線を使い分けたい場合にも便利です。
海外旅行などで現地eSIMを利用する場合にも使いやすい構成です。
Wi-Fi 7にも対応
無線通信ではWi-Fi 7に対応しています。
さらに、
- 2×2 MIMO
- MU-MIMO
- Wi-Fi Direct
- Miracast
などにも対応しています。
スマートフォン本体のモバイル通信だけでなく、Wi-Fi環境でも高速通信を活用できるモデルです。
おサイフケータイには非対応
一方で、日本向けスマートフォンとして注意したいのがおサイフケータイ(FeliCa)非対応です。
NFC自体には対応していますが、SuicaやPASMOなどのFeliCaを利用するサービスとは別物です。
そのため、
「スマートフォンでSuicaを使いたい」
「おサイフケータイをメインで使っている」
という人は注意してください。
POCO F8 Proは日本向けにFeliCaを追加したモデルではなく、グローバルモデルをベースに日本で販売していることもあり、ここは国内メーカーやXiaomiの一部国内向けモデルとの大きな違いです。
サポート期間
POCO F8 Proは、ソフトウェアサポートも大きく強化されています。
- OSアップデート:4年間(4世代)
- セキュリティアップデート:6年間
という長期サポートに対応します。
発売時はAndroid 16ベースのXiaomi HyperOS 3を搭載。
OSアップデートを4世代受けられるため、順調に提供されればAndroid 20世代までがひとつの目安になります。
また、セキュリティアップデートは6年間となっており、2032年ごろまでセキュリティ面のサポートが期待できる計算です。
POCOシリーズとしてはかなり長いサポート期間で、長期間使いたい人にも選びやすくなっています。
POCO F8 Proはどんな人におすすめ?
POCO F8 Proは、特に次のような人に向いています。
- ゲーム性能を重視する人
- Snapdragon 8 Eliteの高性能を低価格で使いたい人
- 大容量バッテリーを重視する人
- 100W急速充電を使いたい人
- 望遠カメラも欲しい人
- 音質にもこだわりたい人
- 長期間スマートフォンを使いたい人
- eSIMを利用したい人
一方で、
- おサイフケータイが必要
- ドコモのn79を重視する
- microSDカードを使いたい
という人には注意が必要です。
特にmicroSDカードには対応していないため、ストレージ容量を重視するなら512GBモデルを選んでおくと安心です。
まとめ
POCO F8 Proは、Snapdragon 8 Eliteを搭載した高性能スマートフォンです。
- Snapdragon 8 Elite
- 12GB RAM
- 6.59インチ120Hz AMOLED
- 6210mAhバッテリー
- 100W急速充電
- 5000万画素メイン+5000万画素望遠
- Bose監修ステレオスピーカー
- IP68
- eSIM
- Wi-Fi 7
- 4年間のOSアップデート
- 6年間のセキュリティアップデート
など、ハイエンドモデルとして充実した仕様になっています。
通信面ではau・ソフトバンク・楽天モバイルとの相性が特に良く、ドコモでも4Gを中心に問題なく利用できます。
ただし、ドコモの5Gで重要なn79には対応していません。
また、おサイフケータイには非対応なので、この2点は購入前に確認しておきたいポイントです。
高性能SoC、大容量バッテリー、100W充電、望遠カメラ、Bose監修スピーカーまで搭載しながら、価格を抑えたPOCOらしい高コスパモデル。
ゲームだけでなく、普段使いまで含めて高性能なスマートフォンを長く使いたい人にとって、POCO F8 Proはかなり魅力的な1台です。
▶ Amazonで現在の価格と在庫を見る

