世界のスマホ普及率ランキング ― スマートフォンは世界でどれくらい使われているのか ―

日本では、ほとんどの人がスマートフォンを持っている時代になりました。
電車の中やカフェを見てもスマホを使っていない人を探す方が難しいくらいです。

しかし世界全体を見るとスマートフォンの普及率には かなり大きな差があります。

  • ほぼ全員がスマホを持つ国
  • 半数程度しか普及していない国
  • まだ従来型携帯(ガラケー)が主流の地域

など通信事情は地域によって大きく異なります。
この記事では世界のスマートフォン普及率をランキング形式で整理しながら、地域ごとの特徴も解説します。

目次

世界のスマホ普及率ランキング(主要国)

主な国のスマートフォン普及率は次のようになっています。

順位スマホ普及率
1韓国約97%
2UAE(アラブ首長国連邦)約96%
3シンガポール約95%
4香港約94%
5台湾約93%
6オランダ約92%
7ノルウェー約92%
8スウェーデン約91%
9デンマーク約91%
10イギリス約90%

このグループの国ではほぼすべての人がスマートフォンを持っている状態です。通信インフラも整っており5Gの普及も非常に進んでいます。

スマホ普及率80〜90%の国

先進国の多くはこのグループに入ります。

普及率
日本約89%
アメリカ約88%
ドイツ約87%
フランス約86%
カナダ約86%
オーストラリア約85%
スペイン約85%
イタリア約84%
ベルギー約84%
フィンランド約83%

このクラスの国では

  • 4Gはほぼ全国普及
  • 5Gが急速に拡大

という状況になっています。

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スマホ普及率60〜80%の国

このグループには人口の多い新興国が多く含まれます。

普及率
中国約78%
ロシア約75%
ブラジル約74%
メキシコ約72%
トルコ約71%
アルゼンチン約70%
マレーシア約69%
タイ約68%
サウジアラビア約67%
南アフリカ約66%

都市部ではスマートフォンが主流ですが地方ではまだ 従来型携帯電話も多く使われています。

スマホ普及率40〜60%の国

このゾーンではスマホとフィーチャーフォンが混在しています。

普及率
インド約54%
インドネシア約52%
フィリピン約50%
ベトナム約49%
エジプト約47%
モロッコ約45%
ペルー約44%
コロンビア約43%
ナイジェリア約42%

インドやインドネシアなどは人口が非常に多く今後スマートフォンが急速に増える地域と考えられています。

スマホ普及率が特に低い国

世界で最もスマートフォン普及率が低い地域はアフリカ・中東の一部地域です。

例えば次のような国があります。

スマホ普及率
パキスタン約31%
ケニア約34%
タンザニア約30%
エチオピア約28%
ウガンダ約26%

これらの国では

  • 端末価格が高い
  • 通信インフラが未整備
  • 電力供給が安定しない

などの理由で従来型携帯電話がまだ多く使われています。

特殊なケース:北朝鮮のスマートフォン事情

世界の中でも特に特殊なのが 北朝鮮の通信環境です。北朝鮮でも携帯電話は徐々に普及しており推定では 人口の約24〜30%程度が携帯電話を利用しているとされています。しかし、通信の仕組みは他の国とは大きく異なります。

北朝鮮の携帯電話ネットワーク

北朝鮮の携帯電話ネットワークは主に高麗リンク(Koryolink)と呼ばれる通信サービスによって提供されています。
これは2008年に

  • 北朝鮮政府
  • エジプトの通信会社 Orascom

の共同事業として開始されたものです。当初は急速に加入者が増え数百万件の契約があるとされています。

インターネットはほぼ利用できない

北朝鮮のスマートフォン最大の特徴は世界のインターネットに接続できないことです。一般の国ではスマートフォンからGoogle・YouTube・SNS・海外サイトなどへ自由にアクセスできます。
しかし北朝鮮では、一般市民がグローバルインターネットに接続することは基本的に禁止されています。

国内専用ネットワーク「光明」

その代わりに使われているのが「光明(クァンミョン)」と呼ばれる国内専用ネットワークです。これはインターネットに似た仕組みですが

  • 北朝鮮国内のサイトのみ閲覧可能
  • 国営メディア
  • 教育サイト
  • 政府機関の情報

などに限定されています。つまり北朝鮮のスマートフォンは「スマホの形をした国内ネット端末」に近い存在と言えます。

北朝鮮のスマートフォン

北朝鮮では独自ブランドのスマートフォンも販売されています。

代表的なものとして

  • アリラン(Arirang)
  • 平壌(Pyongyang)

などがあります。多くの端末は中国製スマートフォンをベースにしたカスタム機種と考えられています。

監視機能もあると言われている

海外メディアの報道では北朝鮮のスマートフォンには

  • スクリーンショットの監視
  • ファイルチェック
  • 検閲機能

などが組み込まれている可能性も指摘されています。そのためスマートフォンは普及しているものの、利用環境は世界の一般的なスマホとはかなり異なります。

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世界のスマホユーザー数

世界全体のスマートフォンユーザー数は約50億人と言われています。
世界人口は約80億人なので現在は世界の約6割以上がスマートフォンを利用している計算になります。

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まとめ

世界のスマートフォン普及率を整理すると次のようになります。

普及率地域
90%以上韓国・北欧・シンガポールなど
80〜90%日本・アメリカ・ヨーロッパ
60〜80%中国・ブラジルなど新興国
40〜60%インド・東南アジア
40%以下アフリカ・南アジアの一部

日本ではスマートフォンが当たり前ですが、世界全体ではまだ 発展途中の地域も多いのが現状です。また北朝鮮のようにスマートフォンは普及していてもインターネット環境が大きく異なる国も存在します。

今後は

  • 低価格スマートフォン
  • 4G / 5G通信の普及

によって世界のスマホ利用はさらに増えていくと考えられています。

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