5Gはなぜ高い?

目次

Sub6とミリ波のコスト構造をわかりやすく解説

「5Gは高速」と言われますが、
実はその裏では莫大なコストが発生しています。

特に

  • Sub6(3.7GHz帯など)
  • ミリ波(28GHz帯など)

では、コスト構造がまったく違います。

5Gには2種類ある

Sub6(サブシックス)

  • 3.5〜4.9GHz帯
  • 比較的広く飛ぶ
  • 現在の5Gの主力

日本では

  • n77
  • n78
  • n79

が代表的です。

ミリ波

  • 28GHz帯
  • 超高速
  • しかしほとんど飛ばない

ビルの壁どころか、人や雨でも減衰します。

コストの違い

① 基地局の数

ミリ波は電波がほとんど飛びません。

例えるなら:

  • Sub6 → 広範囲をカバーできる街灯
  • ミリ波 → 数十メートルのスポットライト

つまり

ミリ波は大量の基地局が必要
基地局1局あたりの設置費は数百万円〜数千万円。

これが都市部にびっしり必要になります。

② アンテナ設備

ミリ波は

  • Massive MIMO
  • ビームフォーミング

といった高性能設備が必須。

アンテナ1基の価格も高額です。

③ 回線(バックホール)コスト

5Gは大容量通信。

そのため

  • 光回線接続
  • 高速ルーター
  • 電源増強

が必要。

既存4G基地局の流用が難しいケースも多いです。

どのくらいお金がかかる?

日本の主要キャリア

  • NTTドコモ
  • KDDI
  • ソフトバンク
  • 楽天モバイル

は、5G投資に年間数千億円規模を投じています。

特に初期整備では

✔ 周波数取得費用
✔ 基地局新設
✔ コア設備更新

が一気に発生します。

なぜミリ波が広がらないのか?

理由はシンプルです。
→コストに対して利用メリットが限定的

  • 屋外の一部エリアのみ
  • 対応端末が少ない
  • 実用上Sub6で十分

結果として

「ミリ波対応」と書いてあっても
実際に使える場所はかなり限定的です。

現実的な5GはSub6

現在の日本の5Gは

ほぼSub6中心。

特に

  • n77
  • n78
  • n79

が実用帯域です。

ミリ波(n257)は“ショーケース的存在”と言われることもあります。

まとめ

✔ ミリ波は超高速だが超高コスト
✔ 基地局密度が桁違いに必要
✔ 現在の主力はSub6
✔ 実用性重視ならSub6対応が重要

5Gは「速い」だけではありません。
裏では莫大なインフラ投資が動いています。

スマホの月額料金の一部は、こうしたインフラ整備に使われているのです。

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