motorolaの縦折りスマートフォン「motorola razr 60」は、2025年10月に発売された折りたたみスマートフォンです。SIMフリー版に加えて、ソフトバンク版・ドコモ版も用意されています。約6.9インチのメインディスプレイと約3.6インチのアウトディスプレイを搭載し、閉じた状態でもアウトディスプレイからさまざまな操作が可能です。
この記事では、motorola razr 60の基本スペックや対応バンドを確認しながら、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルで使えるのかを詳しく解説します。

出典:Motorola公式サイト
motorola razr 60の発売日・価格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | motorola razr 60 |
| 発売時期 | 2025年10月 |
| OS | Android 15 |
| OSアップグレード | 3回 |
| セキュリティアップデート | 2029年6月頃まで |
| SIM | Nano SIM+eSIM |
| メーカー | Motorola |
SIMフリー版のほか、ソフトバンク版・ドコモ版も販売されています。また、キャリア向けには「motorola razr 60s」「motorola razr 60d」も展開されています。
motorola razr 60の基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| OS | Android 15 |
| SoC | Dimensity 7400X |
| メモリ | 12GB(SIMフリー版)、8GB(キャリア版) |
| ストレージ | 512GB(SIMフリー版)、256GB(キャリア版) |
| メインディスプレイ | 約6.9インチ 有機EL |
| 解像度 | 2,640×1,080 |
| アウトディスプレイ | 約3.6インチ 有機EL |
| 解像度 | 1,056×1,066 |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| バッテリー | 4,500mAh |
| 急速充電 | 30W TurboPower |
| ワイヤレス充電 | 対応 |
| 防水防塵 | 対応 |
| 重量 | 約190g |
| NFC | ○ |
| おサイフケータイ | ○ |
| 生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
| USB | USB Type-C |
約6.9インチの折りたたみディスプレイ
motorola razr 60のメインディスプレイは、約6.9インチ・2,640×1,080ドットの有機ELディスプレイです。折りたたみ時には約74×88×15.9mmまでコンパクトになります。
外側には約3.6インチのアウトディスプレイを搭載。端末を開かなくても、通知の確認や各種操作、カメラなどを利用できます。折りたたみスマートフォンならではの使い勝手が、razr 60の大きな特徴です。
上位版、motorola razr 60 ultra解説はこちら👇

Dimensity 7400Xを搭載
プロセッサーにはMediaTekのDimensity 7400Xを搭載しています。メモリは12GB、ストレージは512GBと大容量です。キャリア版のrazr 60s・razr 60dでは、メモリ8GB・ストレージ256GBという構成になっています。
カメラは5,000万画素+1,300万画素
背面には、
- 約5,000万画素メインカメラ
- 約1,300万画素超広角+マクロカメラ
を搭載しています。メインカメラにはOIS(光学式手ブレ補正)を搭載。インカメラは約3,200万画素です。折りたたんだ状態でもアウトディスプレイを使って撮影できるため、razr 60ならではのカメラの使い方もできます。
motorola razr 60の対応バンド
motorola razr 60は、4G LTE・5Gともに日本で使われる主要バンドを幅広くカバーしています。ただし、SIMフリー版・ソフトバンク版とドコモ版では5Gの対応バンドに違いがあります。
4G LTE
SIMフリー版・ソフトバンク版
FDD LTE:
B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B11 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28
TD-LTE:
B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B66
ドコモ版
FDD LTE:
B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B21 / B26 / B28
TD-LTE:
B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B66
5G
SIMフリー版・ソフトバンク版
n1 / n3 / n5 / n28 / n41 / n66 / n77 / n78
ドコモ版
n1 / n3 / n5 / n28 / n41 / n66 / n77 / n78 / n79
ここで大きな違いになるのが、ドコモ版だけn79に対応していることです。

出典:Motorola公式サイト
日本で重要な対応バンド
主要キャリアで重要になるバンドを整理すると、次のようになります。
| 通信方式 | バンド | 対応状況 |
|---|---|---|
| 4G | B1 | ○ |
| 4G | B3 | ○ |
| 4G | B8 | ○ |
| 4G | B18 | ○ |
| 4G | B19 | ○ |
| 4G | B26 | ○ |
| 4G | B28 | ○ |
| 5G | n77 | ○ |
| 5G | n78 | ○ |
| 5G | n79 | △※ |
※n79はドコモ版のみ対応。
motorola razr 60は、4Gについては国内主要バンドをかなり広くカバーしています。一方、5Gのn79についてはモデルによって対応・非対応が分かれます。
ドコモで使える?
ドコモ:◎(ドコモ版)、〇(SIMフリー・ソフトバンク版)
ドコモの主要4GバンドであるB1・B3・B19・B28に対応しています。さらにドコモ版では、5Gのn77・n78・n79に対応しています。
| ドコモ主要バンド | SIMフリー・ソフトバンク版 | ドコモ版 |
|---|---|---|
| B1 | ○ | ○ |
| B3 | ○ | ○ |
| B19 | ○ | ○ |
| B28 | ○ | ○ |
| n77 | ○ | ○ |
| n78 | ○ | ○ |
| n79 | × | ○ |
特にドコモで使うなら、n79に対応するドコモ版のほうが5Gの対応範囲では有利です。
auで使える?
au:◎
auで重要なB1・B18・B26・B28に対応しています。5Gではn77・n78にも対応しています。
| au主要バンド | 対応 |
|---|---|
| B1 | ○ |
| B18 | ○ |
| B26 | ○ |
| B28 | ○ |
| n77 | ○ |
| n78 | ○ |
au回線では主要な4G・5Gバンドをしっかりカバーしています。
ソフトバンクで使える?
ソフトバンク:◎
ソフトバンクの主要4GバンドであるB1・B3・B8・B28に対応しています。5Gではn77にも対応しています。
| ソフトバンク主要バンド | 対応 |
|---|---|
| B1 | ○ |
| B3 | ○ |
| B8 | ○ |
| B28 | ○ |
| n77 | ○ |
SIMフリー版、ソフトバンク版ともに、ソフトバンクの主要バンドとの相性は良好です。
楽天モバイルで使える?
楽天モバイル:◎
楽天モバイルで重要な4GのB3・B28に対応しています。5Gではn77にも対応しています。
| 楽天モバイル主要バンド | 対応 |
|---|---|
| B3 | ○ |
| B28 | ○ |
| n77 | ○ |
さらに、楽天モバイルではauのパートナー回線が利用されるエリアがあります。motorola razr 60はB18・B26にも対応しているため、対応バンドの面ではパートナー回線もカバーしています。楽天モバイルでも使いやすい対応状況です。

出典:Motorola公式サイト
motorola razr 60はミリ波に対応している?
motorola razr 60の5G対応バンドには、n77・n78などのSub6が含まれていますが、ミリ波へは対応していません。
Wi-Fi 6Eに対応
無線LANはWi-Fi 6Eに対応しています。2.4GHz・5GHzに加えて6GHz帯も利用できます。BluetoothはBluetooth 5.4に対応しています。
Nano SIM+eSIMに対応
SIMはNano SIM+eSIMに対応しています。物理SIMを利用できるため、eSIMに対応していない回線でも使いやすい構成です。eSIMを組み合わせれば、複数回線を使い分けることもできます。
4,500mAhバッテリーと30W急速充電
バッテリー容量は4,500mAh。充電は30W TurboPowerに対応しています。ワイヤレス充電にも対応しているため、ケーブルを接続せずに充電できます。
防水・防塵にも対応
motorola razr 60は、折りたたみスマートフォンながら防水・防塵性能を備えています。さらに、チタン製のヒンジプレートを採用するなど、折りたたみ機構の耐久性にも配慮されています。
moto aiを搭載
motorola razr 60では、Motorola独自のAI機能「moto ai」を利用できます。
気分に合わせて楽曲を自動選択する「プレイリストスタジオ」や、音声を文字起こしする「おまとメモ」などに対応しています。
単に折りたためるだけではなく、AI機能も含めて日常的な使い勝手を高めているのが特徴です。
OS・セキュリティアップデート
motorola razr 60はAndroid 15を搭載しています。OSアップグレードは3回、セキュリティアップデートは2029年6月頃までとされています。キャリア版のrazr 60s・razr 60dについても、同様に2029年6月頃までのサポートが案内されています。
折りたたみスマートフォンは長く使うことを考える人も多いため、購入時にはこのサポート期間も確認しておきたいところです。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル対応まとめ
| キャリア | 評価 | 主なポイント |
|---|---|---|
| ドコモ | ◎ | B1/B3/B19/B28、n77/n78対応。(ドコモ版はn79にも対応) |
| au | ◎ | B1/B18/B26/B28、n77/n78対応 |
| ソフトバンク | ◎ | B1/B3/B8/B28、n77対応 |
| 楽天モバイル | ◎ | B3/B28、n77対応。B18/B26でパートナー回線にも対応 |
motorola razr 60の結論
motorola razr 60は、約6.9インチの大画面を折りたためる縦折り型スマートフォンです。
Dimensity 7400X、12GBメモリ、512GBストレージを搭載し、3.6インチのアウトディスプレイによって閉じたままでもさまざまな操作ができます。通信面では、4G LTEの国内主要バンドを幅広くカバーしています。au・ソフトバンク・楽天モバイルでは主要4G・5Gバンドに対応しており、対応バンドだけを見ると非常に使いやすい構成です。
ドコモでも主要4Gバンドとn77・n78に対応していますが、n79まで対応するのはドコモ版のみです。そのため、ドコモ回線で5Gを重視するなら、SIMフリー版・ソフトバンク版とドコモ版の違いを確認して選ぶのがおすすめです。なお、motorola razr 60s・razr 60dはメモリ8GB・ストレージ256GBとなっており、razr 60とはスペックが異なります。
ソフトバンク版かSIMフリー版かで迷った場合は価格を考慮しつつも、SIMフリー版が圧倒的におすすめとなっています。購入時には製品名をしっかり確認しましょう。
